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体調が悪いのに、休めない。
そう思って検索してここに来た介護職の方へ。
私は介護職を20年続けています。
熱があるのに出勤したことがあります。断れませんでした。
一方で、今の職場はかなり休みやすいです。
同じ介護の仕事でも、休めるかどうかは職場によって違いました。
休むために電話すると、開口一番「おい〜」と言われました
特養で働いていたころの話です。
夜勤の日に、熱が出ました。
上司に電話で伝えると、開口一番、こう言われました。
「おい〜」
そのあと、シフトを調整すると言われました。
結局、その上司が日勤のまま夜勤に入ったはずです。
休めたことは休めました。
ただ、最初の一言は今でも覚えています。
私が休めば、その穴を埋めるために、ほかの職員へ負担がかかることも分かっています。
それでも、体調不良で休むと伝えた職員への開口一番として、その言葉はないだろうと20年近く経った今でも思います。
特養で働いていたころのことは、別の記事にも書いています。
※あわせて読む:特養を辞めたい。2年半働いて限界だった夜勤と利用者対応の話
熱があるのに、出勤を求められたことがあります
別のデイサービスで働いていたころの話です。
コロナワクチンを打ったあと、副反応で熱が出ました。
体もだるく、動ける状態ではありませんでした。
職場に連絡すると、LINEでこう返ってきました。
「〇〇さんもコロナの注射で熱が出ているけれど、出勤しているから協力してほしい」
私は出勤しました。
断れませんでした。
「みんな我慢している」と言われると、断りにくい
このときにつらかったのは、熱そのものだけではありません。
「ほかの職員も同じ状態で出勤している」
そう言われると、自分だけ休むのは悪いことのように感じました。
特養にいたころには、日勤帯に欠勤者が出て、夜勤明けのまま帰れなかったこともあります。
誰かが休めば、別の誰かに負担が回ってきます。
人手不足への対応まで、一人の職員が背負えるものではありません。
それでも、目の前で人が足りていないと分かっていると、休みにくくなります。
「自分が休んだら、誰かが困る」
そう考えてしまうことが、介護職の休みにくさの一つだと私は感じていました。
有給も、自由には使えませんでした
体調不良のときだけではありません。
以前の職場では、有給も好きなときに使える状態ではありませんでした。
申請すると、
「え? 有給使うの」
と言われたことがあります。
有給を申請すること自体が珍しい。
そんな空気がありました。
これは20年近く前の職場での話です。
今の職場は、かなり休みやすいです
今はデイケアで働いています。
ここは、かなり休みやすい職場です。
もちろん、現場が回るように調整する必要はあります。
それでも、有給を取ること自体に嫌な顔をされることはありません。
月に複数回取っても、何か言われることはありません。
以前の職場を経験してきた私にとっては、
「同じ介護の仕事でも、こんなに違うのか」
と思うほどでした。
休める職場と休めない職場は、何が違ったのか
休める職場と休めない職場で、何が違ったのか。
20年働いてきた中で私が感じたことがあります。
一つは、職場全体の雰囲気です。
今の職場では、休むことに対して過度に厳しい空気がありません。
もう一つは、上の立場の人自身が休んでいることです。
今の職場では、上司も長期の休みを取っています。
上の立場の人が普通に休んでいるので、「休むこと自体が悪い」という空気を感じにくくなりました。
ただし、これはあくまで私がこれまで働いた職場を比べて感じたことです。
職場の休みやすさを、数字だけで判断するのは難しいと思います。
休める職場かどうか、入る前に分かるのか
正直に書くと、入ってみないと分からない部分が大きいです。
私も、今の職場がここまで休みやすいとは、入職前には分かっていませんでした。
ただ、まったく分からないわけでもないと思います。
面接や見学で施設を訪れたとき、施設全体の空気や職員の表情、面接官の雰囲気から、何となく圧を感じたことはありました。
見学や面接のときには、
・職員はどんな表情で働いているか
・面接官はこちらの話を聞いてくれるか
・施設全体にピリピリした空気がないか
といったところを見ることはできます。
ただ、それだけで休みやすい職場かどうかを判断できるわけではありません。
私も、入ってから分かったことのほうが多いです。
体調不良で休めないと感じているなら
体調が悪いのに休めない状態が続いているなら、
「介護職だから仕方がない」
と決めつけなくてもいいと思います。
介護の仕事そのものが休めないのではなく、その職場が休みにくいだけということもあります。
私は20年で5回転職しました。
休みにくい職場も経験しました。
熱があるのに出勤したこともあります。
その一方で、今は体調が悪ければ休める職場で働いています。
介護職を辞めなくても、休める職場はありました。
まとめ
- 特養では、夜勤の日に熱が出て休みの連絡をすると、開口一番「おい〜」と言われた
- 別のデイでは、熱があるのに出勤を求められ、断れなかった
- 「ほかの職員も出勤している」と言われると、自分だけ休むことに罪悪感を持ってしまった
- 有給を申請して「え? 有給使うの」と言われた職場もあった
- 今の職場では、有給を取ること自体に嫌な顔をされない
- 上司自身も長期の休みを取っている
- 同じ介護職でも、休めるかどうかは職場によって違った
この記事が、みなさんが体調が悪い時くらい遠慮なく休める職場に巡り会える手助けになれれば幸いです。