※本記事にはプロモーションが含まれます
「リハビリ特化型デイサービスはきつい?」と検索して、ここに来た方へ。
私は介護職として約20年働いています。そのうち合計8年ほどは、リハビリ特化型のデイサービスでした。職場は2か所で、どちらも半日型です。
求人を見て気になっている方、いま働いていて負担を感じている方に向けて、私が実際に働いて感じたことを書きます。先に結論を書きます。
結論。身体の負担は軽かった。きつさは「時間」にありました
私の場合、身体介助の量は、それまでの職場よりかなり少なくなりました。その点では楽でした。
一方で、きついと感じたのは時間の余裕のなさです。半日型は午前と午後で利用者が入れ替わります。送迎の回数が増え、休憩や書類の時間が取りにくくなりました。
「介助が少ないから楽」とも、「忙しいからきつい」とも、一言では言えない働き方でした。
リハビリ特化型デイサービスの仕事内容
ここからは、私が働いた2か所での経験です。事業所によって違う部分もあります。
1日の流れ
半日型では、午前の部と午後の部で別の利用者が来ます。
私の場合は、午前の迎えに出て、午前の部が終わったら送りに出ます。そして、そのまま午後の迎えに回ることが多くありました。距離が近い日は、午前の送りと午後の迎えの間に、事業所へ戻れることもありました。午後の部が終わると、もう一度送りに出ます。
つまり、1日に迎えと送りがそれぞれ2回あります。
さらに、利用状況によっては、迎えも送りも2便ずつになる日がありました。午前の部だけで、迎え2便・送り2便の合計4回です。
介護職としてやっていたこと
- 送迎
- 体操や運動の指導
- 計画書の作成
体操や運動の指導は、機能訓練の専門職だけでなく、介護職の私も担当していました。
少なかった仕事
1か所目では、入浴介助そのものがありませんでした。2か所目にはお風呂があり、入浴介助も担当しました。
同じ「リハビリ特化型」「半日型」でも、入浴の有無は職場によって違います。
※あわせて読む:介護の入浴介助がきつい。半日型のリハビリデイでは入浴介助がなかった話
身体的に楽だと感じた点
正直に書くと、私が感じたメリットは「介助量が少ないこと」でした。ただ、これは私にとって大きな違いでした。
特養で働いていたころは、腰痛ベルトが手放せませんでした。半日型のデイに移ってからは、使わなくなりました。腰痛が治ったというより、移乗の量が減ったためです。
身体介助の負担を理由に転職を考えている人には、判断材料になると思います。
※あわせて読む:腰痛で介護職を辞めたい。腰痛ベルトが要らなくなった職場の話
きついと感じた点
休憩をまとめて取りにくかった
送迎が1日に何度もあるため、私は休憩を1時間まとめて取りにくいと感じる日がありました。午前の送りから午後の迎えへ続けて回る日は、特にそうでした。
計画書を作る時間が取りにくかった
送迎に出ている時間が長いぶん、勤務時間内に計画書を作る時間を確保しにくいと感じていました。その結果、残業になりやすい面がありました。
午前の遅れを取り戻しにくかった
午前の部で予定外のことが起きて時間が押しても、午後の部は決まった時間に始まります。1日型のデイなら午後で調整できる場面でも、半日型では取り戻す余裕がほとんどありませんでした。
雨の日は濡れる回数が増える
細かい話ですが、1日中雨の日は、送迎のたびに濡れます。送迎の回数が多いぶん、1日型のデイより濡れる回数も増えます。
職員が休む場所に余裕がなかった
私が働いた職場では、職員が休憩するスペースにあまり余裕がないと感じていました。これは事業所によって違うと思います。
※あわせて読む:デイサービスの送迎をしたくない。正社員では難しい話
合うと思う人、合わないかもしれない人
私の経験から考えると、身体介助の負担を減らしたい人には、合う可能性があります。
一方で、休憩をしっかり取りたい人、運転や送迎が負担になる人、時間に追われる働き方が苦手な人は、入る前によく確認したほうがいいと思います。
これは、あくまで私が働いた2か所での実感です。
応募前に確認したいこと
今の私が応募するなら、次のことを確認します。
- 半日型か、1日型か
- 入浴介助があるか
- 送迎は誰が担当するのか
- 送迎は1日に何回あるのか。迎えや送りが2便になる日はあるのか
- 午前の送りと午後の迎えの間に、時間があるのか
- 休憩はどこで、どのように取っているのか
- 計画書などの書類を、勤務時間内に作る時間があるのか
求人票だけでは分からないことが多い部分です。面接や見学で聞く、転職エージェントを使うなら担当者に聞く、という方法があります。ただし、担当者がすべての職場の実情を知っているわけではありません。
※あわせて読む:介護の転職エージェントのデメリット。担当者次第で大きく変わった実体験
まとめ
私はリハビリ特化型のデイサービス2か所で、合計8年ほど働きました。
身体介助の量は少なく、その点は楽でした。一方で、送迎の回数が多く、休憩や書類の時間が取りにくいこと、午前の遅れを取り戻しにくいことを、きついと感じていました。
「きついか、楽か」は、何を負担に感じるかで変わります。身体の負担を減らしたいのか、時間の余裕がほしいのか。そこを分けて考えると、自分に合うかどうかを判断しやすくなると思います。