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デイサービスを辞めたいと思っている方へ。
私は介護職として20年働き、デイサービスを2回辞めています。
ただ、辞めた理由は同じではありませんでした。
片方は、辞めると口に出したあとも数年残りました。もう片方は訴えたうえで辞めました。
先に書いておきます。
私は当時、今から書くような判断をしていません。
後から振り返って、2回の辞める理由の違いが分かりました。
結論。分かれ目は、つらさの大きさではなかった
辞めたデイの職場より、残ったデイの職場のほうがひどい扱いを受けていました。
私の反省文を全員スタッフの見える場所に貼り出されたのも、勤務時間外に2時間半の説教を受けたのも、残ったほうの職場です。
それでも私はそこに残り、別の職場は辞めました。
違ったのは、つらさの量ではありません。
つらさを作っているのが、一人の上司のせいなのか、会社の仕組みなのかでした。
残った職場で起きていたこと
副主任をしていたころの話です。
理念を、上司の都合で使われた
会社には理念がありました。
ただ、その上司は理念を、自分の指示を通すために使いました。
意味を捻じ曲げて持ち出し、従わせようとする。
理念そのものが悪いのではなく、使い方の問題でした。
反省文を、全員が見える場所に貼られた
部下の事情を優先して、上司の指示とは違う判断をしたことがありました。
その結果、反省文を書かされました。
書かされただけではありません。
全スタッフが見える場所に貼り出されました。
処分というより、見せしめだったと思っています。
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勤務時間外に、2時間半
「少し話をしよう」と言われて始まりました。
終わったのは2時間半後です。
勤務時間は過ぎていました。
場所は、仕切りのない事務所でした。
上司は説教開始前に弁当を食べていました。
私は何も食べていませんでした。
片道2時間のヘルプを、部下からの伝言で告げられた
この件は別の記事に書いたので、ここでは結果だけにします。
私は完全にキレて、「辞めます」と面と向かって言いました。
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それでも、残りました
辞めませんでした。
自宅の近くにある、同じ会社の別の支店の上司が引き留めてくれたからです。
ここは正確に書きます。
私が同じ会社内で別の経路を探したわけではありません。
たまたま、間に入ってくれる人がいた。それだけです。
ただ、後から考えると、その「たまたま」が成立した理由がありました。
私を追い詰めていたのは、一人の上司でした。
その上司を通さない相手が、同じ会社の中にいたのです。
ただし、降格しました
残った代わりに、副主任から平社員になりました。
残ることに、代償がなかったわけではありません。
そして、1〜2年かけて辞めました
その後も同じ会社で働き、ケアマネジャーの資格を取ってから辞めています。
「辞めます」と言った日から、1〜2年経っていました。
辞めると決めることと、今すぐ辞めることは、別でした。
辞めた職場で起きていたこと
もう一つのデイサービスです。ここは辞めました。
業務時間外の作業が任意参加という形で案内されていた
業務時間外の作業が、任意での参加となっていました。
任意なので、業務指示ではありません。
そのため、残業手当も付きません。
そして、参加した人は可愛がられ、参加しない人は冷たく扱われました。
見られていたのは仕事の中身ではなく、応じるかどうかでした。
この言い方は他の事業所でもありました。
経営者の縁故で入ったパート
経営者の縁故で採用されたパートがいました。
現場で偉そうに振る舞い、明らかに手を抜いていても、誰も注意できません。
注意すれば、経営者に直接報告が行くからです。
訴えても、動きませんでした
入浴介助中に利用者から暴言を受けていた件を、文書にして上司に出しました。
会社は動きませんでした。
この経緯は別の記事に書いています。
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違いは、外せる相手がいるかどうかでした
並べると、こうなります。
- 残った職場でつらさを作っていたのは、一人の上司だった
- 辞めた職場でつらさを作っていたのは、会社の仕組みだった
上司は異動します。同じ会社に、別の事業所と別の上司がいます。
けれど、残業代を払わない言い回しも、経営者の身内の人事も、上司が替わっても消えません。
誰に相談しても、相談先がその構造の中にいます。
辞めていい職場と、待てる職場
自分の職場がどちらなのかを確かめるとき、私なら次を見ます。
待てる可能性がある
- つらさの原因が、特定の一人に集中している
- その人を通さずに話せる相手が、社内にいる
- 同じ会社に、別の事業所や部署がある
- 一度話したときに、何らかの反応が返ってきた
辞めていい
- 経営者本人が、その状態を作っている
- 制度や運用そのものが問題になっている(残業の扱い、人事、評価)
- 訴えた記録があるのに、何も返ってこなかった
- 相談できる相手が、全員同じ人の下にいる
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この判定の外にあるもの
・暴力
・賃金の未払い
・心身に不調が出ている
上記の例は、この話の対象外です。
一人か仕組みかを考える前に、離れること、記録を残すこと、社外に相談することのほうが先になります。
我慢して見極める話ではありません。
今すぐ辞めなくてもいい
私は「辞めます」と言ってから、実際に辞めるまでに1〜2年かけました。
その間に資格を取りました。
辞めると決めたあとでも、準備の時間は取れます。
そして、決めたあとに残るという結果にもなりました。私は降格を受け入れて残っています。
デイサービスを辞めたいと思ったとき、選択肢は「今すぐ辞める」か「我慢する」の2つではありません。
まとめ
デイサービスを2回辞めて分かったのは、辞めるかどうかがつらさの大きさでは決まらないことでした。
反省文を貼られた職場には残り、暴言を訴えても動かなかった職場は辞めました。
違ったのは、外せる相手がいるかどうかです。
今つらいのが特定の一人なら、その人を通さない相手を探す価値があります。
会社の仕組みのほうにあるなら、そこは変わりません。
ただ、これは自分の職場の中だけを見ていても、分かりにくい部分です。
私は一人で決めて、一度失敗しています。
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