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上司との関係でストレスを感じている。
そう思って検索してここに来た介護職の方へ。
私は介護職を20年続けています。
訴えても、協力しても、意見を出しても、変わらなかった時期がありました。
冷静に向き合う、感情的にならない。
そういう対処法は、あちこちに書かれています。
ただ、私の場合はそれでは足りませんでした。
上司との関係で起きた3つのこと
夏場の事務所が、30度近くありました
ケアマネジャーとして働いていたころの話です。
併設する事業所の上司が、空調を管理していました。
私が問題だと感じたのは、実際の室温ではなく、エアコンの設定温度を基準に管理されていたことです。
その結果、夏場の事務所の室温が30度近くなることがありました。
その中で事務作業をしていました。
とても業務に集中できる環境で無かったため、室温を基準に空調管理をしてほしいことを訴えましたが変わりませんでした。
協力したことが、現場との誤解になりました
同じ上司から、職場にあったデイサービスのリハビリのやり方について助言してほしいと頼まれました。
私は過去にリハビリ特化型のデイサービスで働いた経験があります。
自分にできることがあるなら、と返事をしました。
実際に、現場のスタッフにアドバイスをしました。
ただ、そのときのスタッフの雰囲気が、明らかにおかしかったのです。
理由が分かったのは、あとで更衣室で一緒になったときでした。
現場のスタッフには、私が「リハビリのやり方がなっていないから指導をしてやる」と言っていた、いう形で上司から伝わってたのでした。
私は「自分にできることがあるなら」と引き受けただけでした。
以前のことなので、どういう言葉で伝えられたかは正確には覚えていません。
私は自分の意図を説明し、現場のスタッフとは誤解を解くことができました。
ただ、その後、リハビリについて相談されることはなくなりました。
正式な方法で意見を出しても、撤回を求められました
その職場には、職員が業務改善について意見を出せる仕組みがありました。
私はその仕組みを使って、忌憚のない意見を提出しました。
しかし上司から返ってきた返事は、意見を撤回してほしいという言葉でした。
撤回の依頼の理由は私の記憶では、提出した内容によって上司自身の会社からの評価に影響することを気にしている、という趣旨の説明でした。
私は渋々撤回しました。
共通していたのは、私が動いても状況が変わらなかったことです
暑さを訴えました。
頼まれたことには協力しました。
用意されていた仕組みを使って、意見も出しました。
それでも、私が期待した方向には変わりませんでした。
この経験から、自分の動き方を変えるだけでは解決できない問題もあると感じました。
対処法では変えられないこともあります
上司との関係について調べると、「冷静に向き合う」「感情的にならない」といった方法が出てきます。
私も、そうしていたつもりです。
ただ、冷静に訴えたり、決められた方法で意見を出したりしても、変わらないことがあります。
そのとき、「自分の伝え方が悪いからだ」と考え続けるだけでは、解決しないこともあります。
自分の努力で変えられる範囲には、限りがある。私はこの経験からそう感じました。
上司が替わったら、状況が変わりました
この関係は、上司の異動で終わりました。
私が何かをしたからではありません。
人事が動いただけです。
次に来た上司とは大きな問題なく働くことができ、職場の雰囲気も私には良くなったように感じました。
同じ職場、同じメンバーでも、上に立つ人が変わると変わるのだと思いました。
辞める前に、分けて考えたいこと
上司との関係がつらいと、「この職場を辞めるしかない」と考えやすくなります。
でも私の場合、同じ会社、同じ仕事でも、上司が変わるだけで状況が変わりました。
だから今なら、いきなり退職を決める前に、次のことを一度分けて考えます。
- 異動できないか
- 相談する相手を変えられないか
- 問題は会社全体なのか、その上司との関係なのか
私は異動を選びませんでした
当時、同じ会社には別のケアマネ事業所もありました。
異動しようと思えば、できたと思います。
ただ、異動すれば一人ケアマネになります。
私はそれが心細く、選びませんでした。
異動という手段があっても、行き先にも条件があります。
どちらがよかったとは、いまでも言い切れません。
一人の上司の問題か、職場の問題か
原因が一人にあるのか、職場の仕組みにあるのかで、取れる手段が変わります。
私は別のデイサービスで、その違いを経験しました。
そのことは、別の記事に書いています。
※あわせて読む:デイサービスを2回辞めて分かった、辞めた職場と続けられた職場の違い
まとめ
- 実際の室温ではなく設定温度で空調が管理され、夏場の事務所は30度近くなった
- 訴えたが変わらなかった
- 頼まれて協力したら、現場には「指導しに来た」という形で伝わっていた
- 正式な方法で意見を出したら、撤回を求められた
- その上司が異動したあとは、職場の雰囲気が変わった
上司との関係でうまくいかないとき、自分の伝え方や接し方を変えることで解決することもあると思います。
ただ、私のように、それだけでは変わらないこともあります。
そのときは、問題がその上司との関係なのか、職場全体にあるのかを一度分けて考えてみてもいいと思います。
一人との問題なら、異動で状況が変わる可能性があります。
職場全体の問題なら、そこで初めて別の職場を見るという選択肢が出てきます。