ケアマネ

ケアマネになりたくない。20年介護職の私が2年半でわかったこと

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ケアマネになりたくない。

そう思って検索してここに来た介護職の方へ。

私は介護職を20年続けています。

その途中でケアマネの資格を取り、2年半働いて、現場に戻りました。

私自身は、ケアマネになったこと自体を後悔してはいません。

こうして経験を伝えられるのも、実際になってみたからです。

ただ、正直に書くと、もう一度ケアマネをやりたいとは思いません。

この記事では、なる前に知っておきたかったことを書きます。

なったほうがいいとも、やめたほうがいいとも言いません。

判断するのは、あくまでもみなさん自身です。

資格を取るまでに、13か月かかりました

ケアマネになるには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格する必要があります。

私の場合、勉強を始めてから合格するまで13か月かかりました。

働きながらの勉強です。

普段は正社員として仕事をしているので、出勤前か帰宅後、休日の生活の中で、自分のしたいことの時間を削って勉強をしなくてはなりません。

合格したあとも、実務研修があります。

ハッキリとは覚えていませんが、私がケアマネの資格を取得した時だと、約2ヶ月間、週に数回、1回あたり6時間くらいあった印象です。

それも平日にあったので、有給を何回も取る必要がありました。

自分の今の勤め先にケアマネとして働ける部署があるならともかく、当時私が勤めていた会社は、ケアマネの部署がなかったので

ケアマネになる=退職する

こういう構図になるため、繰り返しの有給申請が気持ち的にしんどかったです。

試験に受かればすぐ働けるわけではありません。

資格を取ってからも、研修が続きます

私がケアマネとして働いていた当時は、5年ごとの更新に伴う研修がありました。

その研修は2年に分割されていて、研修の日は朝9時すぎから16時ごろまでだったと思います。

更新研修だけではありません。

認定調査員の勉強や、地域包括支援センター主催の勉強会もありました。

現場の介護職でも研修はありますが、量が違いました。

なお、制度は変わることがあります。

現在の要件は、都道府県のページなどで確認してください。

PC作業が増えます

現場からケアマネになって、一番変わったのは仕事の中身です。

  • ケアプランの作成
  • 認定調査
  • 月末の国保連への請求

これらは、ほとんどがPCの前での作業です。

介護現場で働いていたころとは、PCに向かう時間が一気に増えました。

現場では体を動かしていた時間が、そのまま画面に向かう時間に変わりました。

私自身、最初からこうした事務作業に慣れていたわけではありません。

そのころのことは、別の記事に書いています。

※あわせて読む:新人ケアマネが「何も分からない」のは当然でした。半年で慣れた話

就職したあとも、制度の勉強が続きます

介護保険制度は、定期的に変わります。

ケアプランを作る以上、最新の制度を把握していないと仕事になりません。

私はPCで調べていましたが、制度の文章は堅苦しく、読み解くのが難しいものでした。

資格を取ったら終わり、ではありませんでした。

給料は、人によって変わります

私自身は日勤の仕事からケアマネになったため、給料はほぼ横ばいでした。

一方、夜勤のある介護職からケアマネになる場合は、夜勤手当がなくなることも考える必要があります。

ここは私自身が経験したことではありません。

転職前に、自分の現在の年収とケアマネ求人の年収を比較しておいたほうがいいと思います。

「資格を取れば給料が上がる」と単純には言えない、というのが私の実感です。

良かったと感じた点もあります

ここまで負担の話を書いてきましたが、よかった点もあります。

ある程度、自分1人のペースで仕事ができることです。

現場は、決まった時間に決まったことをします。

食事、入浴、排泄・・・

スタッフの休みが重なったりして人員が不足しても、事前の予定通りに業務は流れ、時間に追われます。

一方でケアマネは、訪問の予定をある程度、自分のその月の都合に合わせて組むこともできます。

体調が優れない日は訪問の件数を減らして、別の日に回すこともできました。

これは、現場との大きな違いでした。

実際に働いてみて、どうだったか

ここまでは、なる前に知っておきたかった話です。

先に書いたとおり、私はもう一度ケアマネをやりたいとは思っていません。

その理由と、なぜ2年半で辞めたかは、別の記事に書いています。

※あわせて読む:ケアマネを辞めて介護現場に戻った結果。2年半で限界がきた理由と、戻ってから起きたこと

ケアマネにならない選択をするなら

ケアマネにならないと決めたなら、現場でどう働くかという話になります。

私の経験では、介護の現場の負担は、職場によって大きく変わりました。

・夜勤の有無
・入浴介助の量
・オムツ交換の量。

同じ介護の仕事でも、内容はまったく違いました。

※あわせて読む:介護の入浴介助がきつい。半日リハデイでは入浴介助がなかった話

まとめ

  • 資格を取るまでに13か月かかった
  • 私が働いていた当時は、5年ごとの更新研修があった(2年に分割、1日あたり9時すぎから16時ごろ)
  • 認定調査員の勉強や地域包括主催の勉強会もあった
  • 仕事の中身はPC作業が中心になる(ケアプラン、認定調査、国保連請求)
  • 制度の勉強が続き、文章は難しく読み解きにくい
  • 給料は、夜勤をしていた人は下がる可能性がある
  • よかった点は、ある程度自分のペースで仕事ができること

私は資格を取り、2年半働いて、現場に戻りました。

経験としては意味がありましたが、もう一度やりたいとは思いません。

ただ、これは私の場合の話です。

ケアマネになるかどうかは、これらを知ったうえでみなさんが決めることだと思います。

はんぱぱ

介護福祉士。介護職20年、5回転職。特養、小規模多機能、デイサービス、居宅ケアマネを経て、現在はデイケア勤務。一度は業界を離れ、2年後に戻りました。辞めることも残ることも、どちらも選択肢として書いています。

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